Graduate卒業生紹介

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グラフィック専攻

外に出歩いていろいろなものを⾒て感じて、⼈と話しをすることも⼤切です

株式会社   裸   デザイナー・イラストレーター

グラフィック・イラスト・アプリなど、アウトプットするものに捉われないマルチプレイヤ ー

略歴:デザイン系⾼校を卒業後⼀般企業に就職。

その後、本校グラフィック専攻に⼊学。学 内ポートフォリオ 展にてデザイン事務所からオファーがあり就職。1年後、現在のデザイ ン事務所に転職。

 

 

=2025年度学生募集 デザイン 学科紹介パンフレットより= 卒業生インタビュー ロングバージョン

▶⼊学を決めた理由

専⾨学校、⼤学問わずいくつか⾒学してみた中で、⼀番真⾯⽬な校⾵だなと思い⼊学をきま した。私が通っていた⾼校が結構スパルタというか本気度の⾼い学校で、私的に⾃分のため に再進学するなら、⾼校に似た雰囲気のある学校がいいなと思っていたので。

 

▶⼊学して良かったと思ったこと

⾒学で感じた通り学⽣がみんな真⾯⽬で、向上⼼が⾼いと感じました。特に年上の⼈で接客 業をやっていた社会⼈が多くて、だからこそコミュニケーション⼒に⻑けている⼈が多く て、「負けられない!」と感じたことを覚えています。学⽣同⼠で、お互いを⾼め合うこと ができたことがよかったことだと思います。

 

▶在学中の授業もしくは教えてもらったことで現在の仕事に役に⽴っていると感じること

「⾔語化」する能⼒です。 仕事を始めてからも、クライアントとかに⾃分の考えを打ち合わせの時に⾔語化し伝えな いといけない場⾯では学校で学んだことが活きていると思っています。例えば、「これはど うしてこういうデザインになったんですか?」て聞かれることも多くて、どう伝えたらちゃ んと伝わるかが、デザイン⼒ももちろんですが⼤切だったりします。

▶記憶に残る授業はありますか

1年⽣基礎科⽬の⽴体造形の授業ですかね。もちろんある程度できるようになってデザイ ンしていた2年⽣の時の授業も楽しかったですが、パスタで橋を作る課題とか、本当に⼤変 でした。そもそもやったことないし、ポキポキ折れるし、どうやったらできるのかとか、簡 単な形でどうデザインすればいいかとか、試⾏錯誤の課程というかリトライする諦めない 気持ちとかを学んだ気がします。

 

▶卒業後、同級⽣や先⽣⽅とのつながり

同級⽣それぞれ今は住んでいる場所が離れていますが、時間が合う時には⼀緒に遊んだり、 デザイン業について話したりしています。映画という趣味が⼀緒だったりするので、定期的 に会ってリフレッシュしています。

 

▶現在の就職先の企業もしくは職業を選んだ決め⼿を教えてください。

アウトプットにこだわらず、いろいろなデザインをしてみたい、勉強したいと考えていろい ろな案件に関われる職場を選びました。 実際、在学中には学科の関係で触れることが少なかったUI・UX デザインや、アニメーシ ョン/動画制作などのスキルを⾝につけることができました。

仕事場のフリースペースでお仕事中?!

▶現在、どんなお仕事をされていますか

卒業してから転職をされている⽅はその経緯も教 えてください。 卒業後に就職した企業は、在学中に学内であったポートフォリオ 展でスカウトしてもらっ たデザイン会社で、まずはやってみようって感じでしたが、どうしてもやる仕事が決まって しまうというか。⾃分の経験値のなさもありましたが、イラスト描くの上⼿だからとかでイ ラストの案件ばっかりきてしまうとか。そんな中でもっと任される分野を増やしたいと現 在の職場に転職しました。 前述した転職動機通り、グラフィック・イラスト・アプリなど、アウトプットするものに囚 われず仕事をしています。⼤変ですが楽しいです。

 

▶その中でも印象に残っているお仕事を教えてください

某テレビ局のコーナーロゴとイメージボードですね。初めて⾃分がデザインしたも のがテレビで⾒られて、すごく嬉しかったです。もちろん、それだけじゃなくデザインした ものを商品化されたとクライアントが持ってきてくださるのを⾒るのもすごく嬉しいです。 

 

▶卒業時点で今の⾃分を想像できていましたか

想像できていませんでした。ジャンル問わずいろいろやりたいなとは思っていたけど、今の ような仕事をすることになるとは思ってなかったです。⽇々、勉強しながらやってます。 もちろん努⼒も必要だとおもいますが、⾃分は運が良かったから今ここで楽しく働けてい ると思います。チャンスに恵まれていると感じています。

 

▶この先、どんな⾃分になっていきたいですか

⾃分の将来を想像すると根拠もなく不安になるタイプなので、毎⽇がむしゃらに乗り越え ながら今に⾄りますが、結婚のことや⼥性としてのライフステージが変わっていくことも 意識しないわけではないです。でも同じ職場に結婚されてお⼦さんもいる先輩の姿も⾒て いるので、私も同じように仕事は続けていきたいと思っています。そうした産休育休制度も あり、先を⾏く先輩もいている環境があるので。社⻑とも会社の規模をもっと⼤きくしてい きたいと話しています。

 

▶これから本校で学びたいと思う後輩たちに学校⽣活や学びについてアドバイス

⼊学したら、先⽣⽅や周りのクラスメイトとたくさん話をしてください。課題のことや普段 から考えていることをなんでも⾔える仲間になれればよりいいと思います。パソコンやス マホだけで情報を得ず、外に出歩いていろいろなものを⾒て感じて、⼈と話しをすることも ⼤切です。やっぱり⼈との関わること⼤切だな〜と思います。⼤⼈なると友達を作るのも難 しいなと感じてます。 あと、前からやってみたいと思っていたことにチャレンジしてみてください。⼤⼈であり学 ⽣という⽴場と時間を有意義に使ってください!

 

 

▶地⽅から本校へ進学する⼈へのアドバイス

「⼀回出てきたら、なんとかなるよ」って⾔いたいです。私も岡⼭から⼀⼈暮らしのために ⼤阪に出てきましたが、それまで家の⼿伝いとかめっちゃやってきた⽅でもないし、⺟親に ⽢えっぱなしだったし。でも⼀⼈暮らしになったら、やらないと仕⽅ないのでできるように なるんです。⼼配し過ぎが良くないと思います。「なんとかなる」精神でチャレンジしたら いいと思います。

イラストレーション専攻

誰でもちょっとずつやっていくことで好きになっていって、それが⾃信になっていくと思うから

ペン画アーティスト

「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによる繊細な書き込みから独⾃の世界観で動植物を描く。近年は⽴体造形「3-Draw series」を制作し、平⾯だけにとどまらず空間までを巻き込んだ作品を意欲的に制作。空間演出作品としても評価を受け、企業のショーウィンドウディスプレイなど、作家活動と同時に企業依頼の仕事も増えている。

略歴:農業学校を卒業後、農業法人へ就職。その後、本校イラストレーション専攻に再進学。

卒業後、デザイン会社などでアルバイトしながら、作家活動を継続。2020年本格的に作家活動のみの活動で様々な場面で活躍

公式Instagram   https://www.instagram.com/tomoaki_art

 

=2025年度学生募集 デザイン 学科紹介パンフレットより= 卒業生インタビュー ロングバージョン

▶創造社を選んだ理由

たまたま知り合いが創造社の卒業⽣で、社会⼈からの進学者も多いと聞いて⼀度⾏ってみ ようと思ったのがきっかけ。実際、⾒学にきたら⼤⼈な⽅も多くて、僕の苦⼿なわちゃちゃ した感じもなく、落ち着いていていいなと思いました。あとは夜間部の授業料が安かったの も魅⼒的でした。

▶⼊学してよかったと思えたこと

イラストだけで⾷べていくって、かなりリスクがあるけど、デザインを含めて学べたこと で、卒業後デザイン会社でアルバイトしながら作家活動ができたのは「保険」というわけで はないけど、もう1つ稼げるスキルを持てたのはよかったと思います。

▶在学中の授業もしくは教えてもらったことで現在の仕事に役に⽴っていること

好きなイラストばかり描くのではなく、クライアントを意識して、どう描くのかをずっと授 業でやっていたのにで、今のクライアントワークの部分では、学⽣時代の授業が活きている なぁと思ってます。

▶卒業時点で今の⾃分を想像できていましたか

できてなかったですね。何も考えてなかったかも。 ⼊学した時からイラストがしたいというより「⾃⼰表現」がしたいという感じだったので、 どんな形であれ「⾃⼰表現」をしていきたいとは考えていました。

▶卒業後、同級⽣や先⽣⽅とのつながり

僕はあまり直接の関わりないです。ただS N S とかで同級⽣の活躍を⽬にすることがあっ て、頑張っているのを⾒ると奮起させられるというか、励みになっています。

 

▶印象に残っている作品・仕事があれば教えてください。

「deep forest」

2019 年の空間作品「deep forest」ですね。横が3m60cm 縦が2m10cm の⼤作です。 この作品で平⾯だけでなく造形物にも描くような作品展開にして空間を意識した作品作り をするようになりました。

それまでもデザインのアルバイトしながら作家活動をしていましたが、なかなか⽅向性と いうか決まらなくて。すごく葛藤しながら描いていました。モノクロで描いてたのに、いき なり⾊塗ってみようかなとか。動物描いていたのに違うもの描き出したり。

完全に迷⾛して いた感じです。

何をどう描きたいのかみたいなのがわからなくなっていて。 そんな時に創った作品です。このサイズって⼤きいので売りにくいし、どこに展⽰するかも 決まってもいない中で、とりあえず描きたいものを描こうと思ってロールキャンパスを広げ て描き始めた作品です。描きたいものを描いたことで、原点回帰というか「やっぱり僕の描 きたいものは⾃然だ」とはっきり再認識できた作品で、ここからいろいろな企業の⽅から声 をかけてもらえて、転機になったと感じています。 この作品以降、やりたいこと・つくりたいことが溢れてきて、作家⼀本に絞るきっかけとも なりました。

 

奥城崎シーサイドホテル壁画

▶この先、どんな⾃分になっていきたいですか

僕は⼀⽣作品を創り続けていきたいです。そして最終的には、⾃然と⼈とが共存・共栄する ⾃分の中の「最⾼の作品」を創りたいです。僕は⾃然が本当に好きで、⾃然を表現していま す。

⾃然は好きなんですけど、実は⼈はちょっと苦⼿だったり。そこに少しコンプレックス があるので、表現する作品では⾃然と⼈との調和を描きたくて、それが作品作りの1つのテ ーマにもなっています。

なので、最終的には環境問題解決みたいな⼤それたことではないけ ど、その作品を⾒た⼈がちょっとでも⼼動くというか、それでほんの少しでもいいのでその ⼈が⾏動を変えてみたりとか、そんな⾒る⼈にいい影響を与えることができる作品を創り たいです。

そのためにも、近いところでいうと企業コラボを増やしていこうと思ってます。最終⽬標の ために、いろんな⼈に知ってもらうことも⼤事だし、もちろん作品作りに集中できる環境を 作ることも⼤事で。そのためにもしっかり稼ぐ必要もある。

 

そういう意味でもビジネスとし て成り⽴つ環境作りをしていかないと⾏けないと思っていて。企業に営業してくれる⼈や マネージメントしていく⼈とか、僕が作品作りに集中できる環境を作るためのスタッフが ⼤事だなとか。

もちろん、アトリエももっと⼤きくしたい。だってもっと⼤きい作品つくりたいのに、⼩さか ったら作れないじゃないですか。そのためにも、しっかりビジネス部分も広げていきたいと 思ってます。

 

▶後輩たちへのメッセージ

やりたいことを、とことんやってみた⽅がいいと思う。

僕は⾃分に何が向いてるかとか、⾃ 分の本質みたいなものは、やっていくうちにわかってくると思ってて。誰も最初から⾃信な んてないと思うし、興味があるならとりあえずやっていくうちに作られていくと思ってて。

僕の絵と同じでコツコツやっていくことで増やしていって、それを信じてきたから。成功し ている⼈を⾒るとその部分しか⾒えてないと思うけど、そんな⼈にだって⾒えてないだけ で、ちょとしたところから努⼒を積み重ねて今があると思う。

昔、⼩さい時に有名な歌⼿の⼈が「僕は四六時中⾳楽のことしか考えてない」って⾔ってる ⼈がいて、僕にはそんな好きなものないな〜と思ったけど、

よく考えたら、そんな⼈も最初 は100⼈規模のライブハウスとかで拍⼿喝采されて、それが1000⼈になって、1万⼈なっ てそしたらどんどん歌うことが好きになって、そりゃ最後には⾳楽のことしか考えられへ んようになるよなって。

誰でもちょっとずつやっていくことで好きになっていってそれが ⾃信になっていくと思うから。

インテリア専攻

ここで出会う友達は、普通の友達とも違うし、会社に⼊ってからの友達とも違うから

株式会社船場     エシカルデザインラボ チーフプランナー

デザイナーとして様々な空間や施設などに携わりながら、企業が掲げるエシカル推進を社内外でイベントなど企画することで⾃社スタッフだけでなくクライアント、同業他社へ働きかけを⾏い、企業ブランドイメージアップに貢献。

略歴:⼤学卒業後、⾃分探しの旅に2年ちょっと海外へ。

その後、本校グラフィック専攻に⼊学、途中で専攻変更し、インテリア専攻で卒業。卒業後に現在の職場。

 

=2025年度学生募集 デザイン 学科紹介パンフレットより= 卒業生インタビュー ロングバージョン

▶⼊学を決めた理由

専⾨学校のイメージがあんまりなかったから、とりあえずいろいろな専⾨学校に⾏ってみ ました。創造社以外は「わちゃわちゃ」していて、若い⼦が多いなぁ〜という印象。その当 時はマンガやCG を中⼼にしている学校も多かったので、それを学びたいわけではないと 感じつつ、最後に創造社を⾒学して雰囲気が「落ち着くわ〜」って思ったのが決め⼿。当時 の社会状況的にも⼿に職をつける必要を感じていたから、落ち着いて学べる環境は⼤切で した。

 

▶⼊学して良かったと思ったこと

先⽣、クラスも含め専攻以外の⼈たちとも関わる機会が多かったこと。⾃分の専攻以外の学 びに触れられる機会は利点だと思います。 今の仕事をしていて実感するけど、マルチ的なスキルを求られることが多くて。絵も描けな いといけないし、グラフィックもできないといけないし、建物もたてられないといけないみ たいな。

▶⼀番印象に残った授業は何ですか

専攻でいえば吉村先⽣の授業ですね。どの科⽬だったかというとはっきり覚えてないけど、 吉村先⽣の授業で作った私の作品が⼀番⾯⽩かったなって思ってます。

創造社は教室の作 りが特殊で、他の専攻の授業も⾒れたりするから専攻以外でいえば、プロダクトの学⽣がペ ットボトルを使って何かプロダクトを作るって課題が印象的でした。めっちゃ学⽣が苦労 してて。だってペットボトルで美しく新たなプロダクトを創るってめっちゃ難しいやん! どうやったてペットボトルやしね。それをデザインで解決していくて、ほんますごいなと、 ⾃分の専攻の授業じゃなくてよかった〜て感じでした。

▶在学中の授業もしくは教えてもらったことで、現在の仕事に役に⽴っていること

CADスキルですね。模型を作れるスキルは持ってても役⽴つとは思うけど、やっぱり仕事 となるとデジタルスキルは絶対⼤事で、今はB I M(Building Information Modeling:3D ソフト)でクライアントにプレゼンすることも多いですね。デジタルスキルはきっちり⾝に つけておくべきですよ。

 

▶卒業後、同級⽣や先⽣⽅とのつながり

グラフィックとか専攻以外の同級⽣とも繋がっています。もともと⼊学時点ではグラフィ ック専攻でしたが、途中でインテリア専攻に変更したことや、私の学年はインテリアが少な かったから、⾃然と他の専攻の⼈と仲良くなっていきましたよね。

 

▶現在の就職先の企業もしくは職業を選んだ決め⼿を教えてください

実際、インテリアの内装業では選択肢なくて、今の会社しかなかった。イベント系展⽰会の 会社もあったけど、実際受けてみたら「なんかちゃうし、テンションも違うな〜」て思った ので。

 

▶現在、どんなお仕事をされていますか

現在の会社は、エシカルとデジタルの両輪でやっていくってなっていて、その推進が主な仕 事です。 エシカルって倫理的なっていう⾔葉の意味があるけど、要はサスティナブルだとか環境に 配慮したものプラス⼈の空間をつなげて、未来にもっといいものを残していきたいという 意味合いで使っています。

内装業って3〜5年で作っては壊して、また新たに⽴て直す。そうすると廃棄物がとにかく多い業界です。最初はその廃棄物をいかに減らせるかから始め て、ゴミを分別して資材として活⽤(リサイクル)していこうとなって、そしたら、そもそも選ぶ材料から考えて使わないと捨てる時に困るということに⾏き着いたんです。捨てる時のことを考えないといけないし、そもそも選ぶ物への考え⽅に変えようから、エシカルデ ザインをトータル的に考え、空間を作る時の意識を変えていこうとなりました。

実際、オフィスにエシカル素材やリサイクルした物を展⽰するスペースを作っていて、誰でもそれを ⾒えるようになっています。 どれだけ廃棄物を減らせたかを会社の中で数字として、ちゃんと残せるか。うちの会社で作る空間は、そういったエシカルマテリアルを使っていけるかを会社の中で活動し同じマインドで働ける⼈を増やし数字につなげていけるかが私の仕事です。

 

▶仕事をする上で難しいことはありますか

エシカル推進するにあたり、今までデザイン性や意匠性を優先して選んできたものを、エシ カルに、環境に良いものを選ぶという意識に変えてもらわないといけないのが、やっぱり難 しいですよね。

特に案件を担当する社内スタッフに、このことを理解してもらうことが⼤変 です。もちろん、単純に変えればいいだけでなく、そのことに対する知識もいるし、それを 理解してクライアントにどう提案するかという⼒もいるし。

そのために今は定期的にウェビナーなどでメーカーさんから素材の勉強会のようなものを やってもらって、社内スタッフの知識を増やせる機会を作ったり、会社としての取り組みを イベントとして社内で展⽰している資材を⾒られる機会を作ったり、先進的な材料を作っ ている企業やリサイクルに⻑けた⼈などを集めてフォーラムを開催したりしています。

クラ イアントの意識もエシカルに変えてもらうことが⼤切なので、どれだけこの活動が「意味が ある」のかを伝えていくために開くこともあります。うちの会社だけが意識⾼くやっていて も意味がないので、いろんな⼈たちを巻き込めるかが⼤切だと思っています。

 

▶今までの仕事の中で、⼀番印象に残っている仕事はなんですか

千葉にあるグランピング複合施設「いすみグランピングリゾート&スパ ソラス」ですね。

ちょうど育休に⼊る前に携わっていた案件で、まさに今は私が取り組んでいるエシカルマ テリアルを採⽤してもらった施設です。地⽅だったということもあり、⾃然がいっぱいある ところだったからこそ、すんなり受け⼊れてもらった気はします。この案件は私の仕事であ るエシカル推進の要素を全部といっていいほど詰め込めた仕事でした。

 

 

▶卒業時点で今の⾃分を想像できていましたか まったく想像していなかった

卒業した時にはインテリアデザイナーになりたいなと思っ ていたぐらいかな。でも今の仕事をしていて「インテリアデザイナーです」っていうことは あんまりないです。「デザイナーです」が⼀番多いかな。思っていたより分野が広かったっ て感じかな。

 

▶この先、どんな⾃分になっていきたいですか

今、いろんな⼈や業界の⼈と関わりながら仕事ができているので、このまま続けていきたい と思っています。その上で究極を⾔えば、場所に縛られない働き⽅ができたらいいなとも思 ってますね。

 

▶仕事をしていて難しいと思っていることはありますか

「キャリア」と「⼦育て」と「⾃分のやりたいこと」とのいい感じのバランス。

今も働き⽅としては結構⾃由な⽅だとは思いますが、在宅勤務と必要に応じて出社したり だけど、⼀⼈だった時と違って「⼦育て」の時間が増えたところが難しいですね。

仕事終わ って、⼦育てして、さぁ⾃分の時間って、正直⾃分の時間は取りにくいのが現状。

これも仕 事ではあるけど、アイデア考える時間とか、デザイナーとしては別にないといけないですよね。実際、会議やクライアント打ち合わせとか、現場⽴ち会いとかは仕事として時間がとら れるけど、それ以上にデザイナーとして「考える時間」を作り出すは、何時間あったら⼗分 って話じゃないから難しい。考える時間にここまでやったら「おしまい」みたいなものはな いし、時間をかければかけるほど、いい仕事ができるとも限りなかったりもする。でもしっ かりアイデア出しいかないとクライアントにも申し訳ないし。

笑い話ですが、今、私のスケジュールは社内で共有されてて、考える時間もスケジュールの中に⼊れてたりするんだけど、それをみて他の部署の⼈は「考える時間」=「時間が空いて る」とみなされて、勝⼿に会議とかスケジュールに組み込まれちゃって。いやーそうじゃな くてって思うんですけどね。難しいですね。

 

▶これから本校で学びたいと思う後輩たちに学校⽣活や学びについてアドバイス

創造社でできる友達は、これから付き合いの⻑くなる「仕事を共有できる友達」だと思うの で、この出会いを⼤事にしてほしいです。ここで出会う友達は、普通の友達とも違うし、会 社に⼊ってからの友達とも違うから。

プロダクト専攻

経験によって「世界の解像度」が変わると思います!

ナカバヤシ株式会社     C C企画部主任

現在は筆記具(⽂房具)の商品企画を中⼼に、商品作りのスタートから世に出すまでを担当。

どんなものを作りたいか考え、⼯場や協⼒会社と相談しつつ形にしていく。デザインすることだけではなく、いわゆる商品の源流となる「考える」ことまでに幅広く携わっている。

略歴:社会⼈(事務職)その後、本校プロダクト専攻に再進学。卒業後デザイン会社を経て、現在の職場。

 

=2025年度学生募集 デザイン 学科紹介パンフレットより= 卒業生インタビュー ロングバージョン

▶創造社を選んだ理由

社会⼈でも学びやすい制度や雰囲気があったので。実際に⼊学しても年齢関係なく学び合 えたし、年齢を気にすることがなかったのでよかったです。

 

▶⼊学してよかったと思えたこと

専攻関係なく混ざって受けられる授業もあって、新しい視点や感性に触れることができたのは、専攻の学びだけでは得られなかったと思います。大学とかだと専攻にきっちり分かれていて、授業で関わることはないので、私にとっては専攻関係なく学ぶ機会があったのがよかったです。

 

▶在学中の授業もしくは教えてもらったことで現在の仕事に役に⽴っていること

現役のデザイナーが先生で、実務に即したやり方を教えてもらえたのがよかったです。例えば、企画書の商品イメージはデジタル3Dの専門的技術を使って制作しがちですが、イメージを伝えるツールとしてはかなり時間も技量もかかる。そういう時には初期段階はイラストレーターでパースイメージを描いて仕上げるとデザインのバリエーションも検討しやすく時短になるとか。確かにそうすると簡単に、でもちゃんとクライアントにはイメージは伝わる企画書になる。今の仕事にもこういった細かいことですがプロの裏技みたいなのが役に立ってて、デザイナーとしてのスタートもスムーズに現場に馴染めたと思います。

 

▶卒業時点で今の⾃分を想像できていましたか

全くできていませんでした。卒業当時にイメージしていたのはとにかくデザインがメイン。 でも実際にいろいろ経験してみると考えが変わるというか視野が広がるものだなと感じま した。とにかくデザインできたらいいだけでなく、デザインに携わってきたからもっとその 先まで関わりたいと思うようになって、学⽣時代には、デザインという世界の深さ広さが⾒ えていなかったと思います。

 

▶卒業後、同級⽣や先⽣⽅とのつながり

5〜6⼈くらいの同級⽣とは定期的に会っています。みんな現役なので忙しくて、結局年末 とかが多いですが、もっぱら仕事の話をしています。年末ごろに疲れたな〜と誰彼ともなく 会おうようみたいな感じになって、会うとお互い元気をもらって頑張れるみたいな。先⽣と は、展⽰会などでお会いすることがありますね。

 

▶現在の仕事で印象に残っている仕事があれば教えてください。

TACCIA 影絵 蒔絵万年筆」です。 ⽩漆ベースに蒔絵で和を感じる⽂様を表現した万年筆です。⽇本の伝統⼯芸を⼤切に守っ ていきたいという思いもあって、熟練した⽇本の塗職⼈さんに依頼して企画制作しました。 漆⾊の深みと蒔絵の繊細さが際⽴つ万年筆で、ペン先はしなやかな書き⼼地の⼤型18 ⾦、 ケースは桐箱とかなりこだわった商品になっています。

▶商品開発で⼤切にしたことなど教えてください

⼤切にしたのは、やはり「伝統⼯芸品」という部分。単に万年筆に伝統⼯芸をつけましたで はなく、「伝統」とし受け継がれているものを⼤切したいと考えました。例えば「図案」で すが、ここに蝶が3匹いるのを最初は4匹でペン全体が華やかになるようにと考えていま したが、4という数字は伝統⼯芸の中ではあまり好まれないかもしれないと教えてもらっ て3匹に変更しました。私の中になかった知識に「⾯⽩いなぁ」と感じながら、1つ1つ職 ⼈の⽅の意⾒を聞き形にした感じです。

 

▶商品開発で苦労したことを教えてください

商品としての「クオリティ」へのこだわりの違いに苦労しました。伝統⼯芸品だと、職⼈の ⼿技で仕上がりが違うことで「選ぶ楽しさ」でもあったりするのですが、商業的な商品とし て同じクオリティのものを提供するとなると、伝統⼯芸品では漆部分の「味」なるところも 再修正いただかないといけないということもあり。どっちも間違いではないので市場が変 わることで評価が変わる難しさに苦労しました。

 

▶商品が出来上がった感想を教えてください

「可愛いな〜」の⼀⾔です。別に絵柄が可愛いとかフォルムが可愛いとかという意味ではな く、ありきたりかもしれませんが、1から携わって出来上がった商品は「⼦供」みたいなも ので、どれをとっても「可愛いな〜」と⼝から出てしまいます。

 

▶この先、どんな⾃分になっていきたいですか

この世界に良い影響を与える製品を作ることができる⼈間になりたいです。単に作り⼿が 作りたいものを作って世に出すのではなく、買い⼿がどんなものを欲しがっているか、まだ 必要なものにまだ気付いていないかもしれない「商品」を私が企画し、世の中に出すことで それを買う⼈たちの⽣活が少しでも良くなる、豊かになることを⽬指したいです。

 

▶後輩たちへのメッセージ

どんなところに「チャンス」や「変化」があるか分からないから、まずはやってみる!私⾃ ⾝も経験から、⾯倒と思わず「ひとまずやってみる」ことをして、在学中に専⾨領域のスキ ルを学ぶだけでは得られない経験を得たと思ってます。なので、「まずやってみる」を⼤切 にしてほしいです。経験によって「世界の解像度」が変わると思います!

イラストレーション専攻

カプコンの「モンハン」開発者として最前線で活躍する

「ゲームの開発は、チームワーク。こんなゲームをつくりたいという思いを共有して、ユーザーがあっと驚く仕掛けや”刺さる”アイデアを考え、それを絵と言葉で伝え合う」ことです。と語る藤岡さん。

学生時代は、絵や表現が好きな人の集まりだから、思うこと感じることを率直に言い合え、異なる専攻の学生同士が刺激し合える。そういった友だちができたことが最大の収穫です。

これから学ぶ皆さんには、『これが好き』と感じたら、そのどこがどう好きなのかを、まずは近くの友だちや家族に伝えることを大事にしてほしいです。伝えることで分析的にモノを見る習慣を身につけことができるし、そういう自分の中の蓄積がいつか役に立つと思います。

※藤岡さんへの特別インタビューは、学校案内の25ページに掲載しています。もっと知りたい方は、学校案内をチェックしてください。デジタルパンフでも閲覧できます。

http://www.digib.info/2018/2_50390_S/

ウェブ専攻

技術だけに走らず、 コミュニケーションとしての Web表現にこだわりたい。

広告制作会社のマルチメディアプランナーとして、企業や大学のホームページの企画立案・制作を担当しています。マルチメディアの進化のスピードは凄まじく、今日新しいものが、明日は古いと言われる世界です。だから、常に最新・最先端のコンピュータ技術を相手に格闘する毎日。でもそれこそが、この仕事の楽しさだと思います。もちろん、新しい技術やインパクトだけを追い求めるだけでは、仕事としては成立しない。優先すべきは、クライアントのオーダーを的確にとらえたコンテンツづくりであり、ユーザーの環境を考えた見やすさです。その上で、インパクトを与えるプログラムを考え、デザインしていくことが自分の役割。いかにわかりやすく、いかにユーザーにストレスを感じさせず、あっ!と言わせる表現・展開を構築していくか。それが、何より悩ましいところであり、プランナーとして一番こだわる部分ですね。
 

ウェブ専攻

独立のきっかけはコンペ入選! 次々と新しい仕事へと広がりました。

大学卒業後、電機メーカーでカーナビに使用する地図のデータベース作成を担当していました。もっと可能性を広げたいと思っていたところ、友人がSOZOSHAに進学したいという話を聞き、一緒に説明会に参加したのが入学のきっかけに。学びはじめると課題が多くて大変でしたが、とにかく勉強できるのが楽しくて、多少の徹夜も苦になりませんでした。                                   その結果、1年生のときに見事コンペ入賞!うれしくて自信に繋がりましたね。
卒業後はプログラミングを身につけた社会人経験にSOZOSHAでの学びを生かし、Web制作会社に就職。ある日、自分の力を試そうとコンテストに応募してみたら、これが入賞!それをきっかけにWeb制作や執筆などの仕事などが舞い込むようになって、32歳で独立、現在に至っています。
今は、Web制作のほか、FLASHの使い方の本の執筆や、専門学校の講師も担っています。この仕事はWebの特性上、大勢の方に見ていただけるので、その点ではありがたいなと思っています。やりがいは、やはり人の役に立てること。SOZOSHAの先生がおっしゃった「他人の役に立つよう、その商品をどうつくるかが重要」という言葉を身に染みて感じています。Webも執筆も講義も、すべてが人の役に立つ仕事。今後もWebだけにこだわらず、そこから広がるいろんな仕事に挑戦していきたいですね。

イラストレーション専攻

視野を広げ、感性を磨いて、たくさんのアイデアの引き出しをつくりたい。

「絵本をつくりたい」という明確な夢ができたのが、20歳の頃。それからは昼は会社、夜は創造社に通う日々が始まりました。入学当初から先生方の圧倒的なチカラを感じて、ここを選んでよかったなと思えました。課題のツメが甘いとすぐに見抜かれますし、業界を知る先生方からのアドバイスのおかげで、視野を広げてモノを見る癖もつきました。プロになった今だからこそ言えるのは、この「視野を広げる」ことがいかに大切かということ。ライブに行って五感で音楽を感じる、新しいことに挑戦する、何でもいいんです。得たものはすべて創作に生かせますし、逆にいえば、私たちはいつも精神的に豊かでないと、見る人の心に響くものはつくれません。今のうちに部活でもバイトでも「自分が盛り上がれる何か」を見つけてください。それから、社会で働いている大人の話を聞く機会をもちましょう。                        どんな職業の方と話していても、得ることは多いと思いますよ。

イラストレーション専攻

絵を通して、みんなの夢や憧れのような 思いを描いていきたい。

私がデザイン事務所を経て、フリーのイラストレーターとして独立したのが25歳の頃。今では、たくさんの雑誌や書籍、広告などにも自分の絵が使われるようになり、すごく幸せを感じます。おしゃれなファッションに身をつつむシングルガール、パーティでおしゃべりを楽しむOLたち...と、私は見た人がハッピーになれる絵を描いていきたいと常々思っています。私の絵を見て、楽しくなったり、わくわくしたりと、そんな気持ちになってくれたら最高ですね。また自分の目の前で、お客さんがときめく姿を見ていたいから、個展やグループ展も精力的に行っています。
たくさんの人が私の絵を楽しみにしてくれているという思いが、次の作品を作るいい刺激にもなるんですよ。
 

イラストレーション専攻

人脈こそフリーの命。どんな小さな縁も見逃さないで大切に育てること。

私は自他ともに認める宝塚ファン。SOZOSHAの課題でも好きなスターの似顔絵ばかり描いていました。それが先生の間でも話題になり、就職の時に宝塚ステージ写真集の編集を手掛ける制作会社を紹介してもらったんです。そこで2年ほど働くうちに「デザインや編集より、やっぱりイラストの仕事をしたい」と思い、一念発起して退職しフリーに。宝塚歌劇の出版部門に売り込みをかけ、SOZOSHA時代に学外コンペで名刺をいただいた朝日放送の担当者に電話をかけるなど、使える人脈はフルに使いましたね。その甲斐あって、現在では『宝塚GRAPH』や『Myojo』などの雑誌や、朝日放送の「おはよう朝日です」で使用されるイラストや販促グッズなどのレギュラーほか多数の仕事を抱えています。フリーはとにかく納期を守り、クライアントとの信頼関係を太く築くことが大事。あとは小さな縁を見逃さず大切に育てることです。
人脈こそがフリーの命ですから。
 

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