12月から始まった進級・卒業制作。

2月7日、8日はその作品提出日でした。1ヶ月の企画立案期間から年明けの1月から1ヶ月での作品制作期間です。けして余裕のある期間ではなく、しっかりスケジュール管理をしなければ間に合わない学年末最後の過酷な期間。

提出に来た学生たちの顔には安堵の表情を見られました。

 

 

 

 

 

提出締切時間ギリギリまで制作する姿も。

明日からは担当教員による作品審査です。作品審査で合格した者だけが最終審査のプレゼンテーションに挑みます。

 

創造社の進級・卒業制作はまだまだ終わりません。

「ポートフォリオ展」は本校の就職支援の1つとして毎年8月に開催するもので、別名「JOB HUNTING ジョブハンティング」とも呼ばれています。

会場には平成30年度卒業予定の学生たちのポートフォリオを展示。会場内での企業説明会を希望される企業様には会場で企業説明会の開催や個別面談などができるスペースも用意しての、いわゆる作品展示会とは違う就職活動のための展示会です。

学生たちは通常の就職活動に加え、新たな出会いの場として自身を売り込むためのポートフォリオをこの日のために制作。毎年ポートフォリオ展で就職が決まる学生がでています。

今年は8月23日(木)〜29日(水)で開催しました。

毎年のことながら、今年もDMは学生がデザイン。今年は趣向をこらしてAR(拡張現実)技術をつかったDMで企業の関心を得ようと努力しました。

そのDMがこちら⬇

「ポートフォリオ」を違ったタイポグラフィーでデザインすることで、それぞれの学生が個性を発揮した「ポートフォリオ」がたくさん集まった展示会であることを伝えたかったとのことです。

色合いもポップでちょっとウキウキした気持ちにもなりますね。

ARの見方は、こちらの動画をチェック⬇

 

まさに時代はどんどん進んでいますね!!

会場のデザインも今回も学生が担当。いつものプレゼンテーションホールがガラッと雰囲気の違う会場になりました。今回は来場者の導線を意識した会場構成にしたそうです。


 

今年は何人の学生が運命の企業様と出会うのでしょうか。

よい出会いがあることを期待したいですね!

 

毎年年度末に行われる「進級・卒業制作作品展」を3月2日(月)から8日(木)まで学内で開催しております。展示スペースの関係で制作物すべての展示ではなく、学生たちに制作した作品の中から一部だけ選んでもらい展示しました。

 

 

 

 

 

 

また3月6日(月)から8日(木)までは別会場にて、学外選抜作品展並びに公開プレゼンテーション会を開催します。

学外選抜作品展には、学内の厳しい審査を勝ち抜いた選抜者メンバーが学科のトップ争いを公開プレゼンテーションで競い合います。

 

学内作品展・学外選抜作品展は、一般の方も来場いただけます。ぜひ作品を見にお越しください。

(公開プレゼンテーション会も一般の方でもご来場いただけます)

みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

世間では夏休みが始まる頃、本校では通常授業が終了し夏期ワークショップ期間に突入します。残念ながら夏休みが非常に短いのも本校の特長です。

この夏期ワークショップ期間には様々な講座が開講され、1・2年生が希望する講座を選択して受講します。

今年はコンペティションへの挑戦から企業課題、毎年恒例の海外姉妹校からの留学生を招いて行う国際学生ワークショップなど22講座が開講となりました。開講される講座は下記の通りです。

・第27回京都広告賞
・第15回ふろしきデザインコンペティション
・TURNER AWARD2017
・第4回星総合病院ほしくま絵本コンクール
・季刊エス StarS / SpaceS
・第11回ペンタブレットdeアート投稿コンテスト
・第23回美濃和紙あかりアート展
・第10回三井住空間デザインコンペティション
・国際学生ワークショップ2017
・第22回仙台駅前フラッグデザインコンテスト
・第27回紙わざ大賞
・有田川町絵本コンクール
・イラストレーション「ザ・チョイス」
・第6回MOE創作絵本グランプリ
・フジテレビDREAM FACTORY「世界に羽ばたけ!ショートムービーコンテスト」
・ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)
・第2回ドコモ近未来社会学生コンテスト
・第28回ザッカデザイン画コンペティション
・KOKUYO DESIGN AWARD2017
・LUMINE meet art award 2017
・堺プロジェクト アイデアコンペティション2017
・Take Out専門 ハッピーチキン坪ショップとチキンカーショップ

創造社の暑い夏がスタートします。

 

1年生の専門士科目「総合基礎」

様々なデザイン分野の先生が「多角的視野」をもって「アイデア」をカタチにしていくため、課題設定をされます。学生たちは、先生からの教科計画書を読んで選択をする選択科目です。

 

グラフィックデザイナーでありイラストレーターでもある片山先生は、「つくる→かんがえる」のプロセスを通じて、実際に手を動かし描き、形作ることで画材・材料などから得られる声を聞きながら実制作へとつなげていくことを目的に授業を展開されました。

まずは、手のひらサイズの複数(10個以上)の立体物を各自でいくつか準備し、観察。正面や側面などを描きます。

特長をとらえながら描いたスケッチから、今度はそれぞれのパーツを組み合わせ新しい生命体として創造していきます。

 

創造するの3種類の生き物。

色鉛筆やコピックマーカーを使って着彩まで行います。

 

 今度は、着彩した新しい生き物をクラス内でシャッフル。

 手元にきた生き物と自身が描いた生き物とをさらに合体させ

 新たな生き物へと進化させていきます。

 それをまた3種類描いてから、その中の1つを立体化してい

 きます。

 

 長い道のりを経て、立体化されたのが⬇

なんとも独創的な生き物が誕生していますね。(掲載したのは授業を受けた中から先生の推薦を受けて掲載しています)

立体化するにあたり、「手のひらにのるサイズ」「2点以上制作」という条件もつけられました。

 

  担当教員からのメッセージ

平面作品がとてもしっかりと描けていました。着色も丁寧で色も美しく、明暗も表現できていました。組み合わせもそれぞれの特徴を活かしてユーモラスに描けています。立体作品も細かな所まで意識をむけて制作できていました。特に耳(もしくは触覚)の部分の枝とビニールの組み合わせや脚の部分の枝+金属+ティッシュ、胴体部分に使った樹皮などが、自然素材をいたした所と自然素材とケミカルな金属的な素材を合わせた部分を両立させていて良い作品に仕上がっている感じました。首の部分のボタン+フェルトの丁寧さも魅力ですが、もっとこの部分が目立つようにしてもよかったと思いました。脚先は水かきのような部分も赤い色がアクセントになっています。

 

 

担当教員からのメッセージ

不思議なバランスの生き物を生み出せていたと思います。スケッチもカラーチャートなど細かな部分まで色々と思考をビジュアル化して残していたのが印象的でした。立体作品は様々な工夫が作品から浮かんでくるのが素晴らしいです。視覚的にも”触感”をちゃんと感じられるように表面的な処理だけでなく細かな所まで神経が行き届いています。多くの素材を使っていますが、すっきりとまとまっていて、でも物足りなさは感じない出来上がりだと思っています。それは素材感を活かした部分があったり、逆にどんな素材なのかわからいないようにしたりと様々なアプローチで制作したからだと思いました。身体を台座につけている人が多い中で、細い脚でバランスをとりながら身体を浮かせていたのも成功していると思います。脚が歩いている途中のようなバランスなのもgood!台紙の中での配置場所も中心を外し少し斜めに置き、記入票とのバランスを考えたベストチョイスの位置でした。

 

 

担当教員からのメッセージ

動物や小物のチョイスやそれを結びつけて作り出す世界観がオリジナリティを感じさせて、どの作品もすごくよかったです。丁寧さに加えて着色もしっかりと強く描かれていました。立体作品もコウモリの持つ少し怖いゾクッとした部分を残しつつ、コンタクト洗浄機のメカニカルな部分が不思議な融合を見せて、まさに”新しい生き物”という感じでした。色々な素材を使用していますが、それらもただ合わせただけでなく素材を活かしたり逆に抑えて使用したりと色々なアプローチでまとめあげているのが良かったです。正面から見た時の印象と横から見た時の印象が違うのも面白いですね。一見アシンメトリー(左右対称)に見えますが左右で素材や処理の仕方を変えたりなどの工夫も伝わってきます。

 

1年生の専門士科目「総合基礎」

様々なデザイン分野の先生が「多角的視野」をもって「アイデア」をカタチにしていくため、課題設定をされます。学生たちは、先生からの教科計画書を読んで選択をする選択科目です。

 

アートディレクターの中前先生は、「脳のシャッフル(論理)と手の思考(感性)の両輪を高める」ことを到達目標に授業を展開されました。

現代では当たり前になっている写真や映像、アニメーションなどの視覚イメージの原理を学習しながら、段階的に制作実験を行い、「イメージや図像の可視化」や「制作プロセスの思考」を養い作ることで創意工夫を深める。最終課題としては、カメラオブスキャラとオリジナルアートブックの制作提出で採点されます。

言葉で書くと簡単に終わってしまいますが、なかなかこれが難しいところです。学生たちは試行錯誤しながら作品を仕上げていきました。

12回で行われる授業では、

・写真、映像、アニメーションの原点、視覚錯視の原理を知ることで、新たなアイデアにつなげる。

・様々な材料体験、加工方法などを通して作ることの作法を高める。

・作って考えることを繰り返すことで、発想の柔軟さ・深さを養う。

をポイントに、最終課題制作に向け、アイデアをだし、企画書を制作し、中間プレゼンを行いました。
中間プレゼン後は、再度企画の練り直しやブラッシュアップを重ね、ただの作るだけでなくデザイナーとして企画立ち上げから制作までのプロセスを体感していきます。

 

作品提出後は、先生からの選抜で3名の作品を1階エントランスギャラリーにて展示しました。今後もどんどんよい作品が出来上がってくることを楽しみにしています。

 

 

担当教員からのメッセージ

カメラのプランからブックのアイデアまで連動した考えで、ラフスケッチもしっかりできていました。

特にカメラの独創的な難しいカタチや機能性も再現できていて、仕上り完成度が高いです。ブックの内容、編集、構成も創意工夫ができていて、楽しさが伝わってきました。

単なるトイカメラではなく、連れて行きたくなるオブジェとしての楽しい体験型アイデアが文句なくいいです。

カメラのパッケージの開け閉めがもう少し簡単な方法があったのではないでしょうか。

 

 

 

 

担当教員からのメッセージ

全体の発想アイデアがシュールでオリジナリティがあります。みほり(架空の女の子)とヘビというキャラクター設定での物語的発想方法がユニークで不思議な世界観で展開していて、制作者の豊かな感性が感じられる作品になっていました。

カメラは、特に布と刺繍の面白さがあり、機能性も考えられています。

フォトアートブックの方も、感光紙写真と別に自分で撮った写真をもとに加工してファンタジックなイメージを表現していて完成度が高いです。

 

 

 

担当教員からのメッセージ

カメラのアイデアが「お出かけ」で、カバンそのものがカメラになっているのと、本革素材で表面的にみるとカバンにしか見えない完成度で、特に本革素材でつくる難しさがありますがよく制作できています。

またアイデア段階でのラフスケッチなどもしっかりわかりやすく描けています。フォトアートブックも「お出かけ」をテーマに内容構成されていて、一貫性が感じられます。内容のレイアウト処理で、切り貼り方法に少し工夫が欲しかったです。特に背景が白地なんおで下のクラフト紙が活かせていないのが残念です。白い背景をクラフト紙の素材に合わせたイメージにする加工がありますよ。

 

1年生に引き続き、2年生の公開プレゼンテーション会を2日間にわけて開催しました。
2年生にとっては最後の公開プレゼンテーション。否応なしにも気合いが入ります。
ビジュアルデザイン学科、産業デザイン学科のトップは、

  

ビジュアルデザイン特別選択学科 絵本専攻 佐原 紫織 (夜間部)

 

 

産業デザイン学科 インテリア専攻  村上 建太 (夜間部)

おめでとうございます!
今回も誰がとってもおかしくないほど、白熱した公開プレゼンテーションで最後の最後まで結果がわかりませんでした。

 

            

「学校賞」をとった2名は、3月11日(土)に挙行した卒業式で学校長より表彰されました。

2年生は、これから新しい道へと進んでいきます。みなさんにとって本校での学びを糧となり、これからも飛躍しつづけてくれることを期待しています!!

 

学年末の最後は恒例の進級・卒業制作展。その中でも、選抜に選ばれた数名の学生たちが公開プレゼンテーションで学科のトップを争います。

1人持ち時間5分でプレゼンテーションを行いました。審査は本校からご招待させていただいた企業様のクリエイター。

まずは1年生から公開プレゼンテーションが始まりました。

              

 

白熱のプレゼンテーションの後、1年生の学科のトップが決定しました!

今年はビジュアルデザイン学科から同率1位がでるなど、予想外の展開となりました。

1年 学校賞【ビジュアルデザイン】
コトづくり系  土井 麻奈実(昼間部)

 

1年 学校賞【ビジュアルデザイン】
グラフィック専攻 竹谷 円(夜間部)

 

 

1年 学校賞【産業デザイン】
空間メディア専攻 池田 真尋(夜間部)

 

 

おめでとうございます!

見逃してしまった方、まだ大丈夫ですよ!プレゼンテーションは見れませんが、学外選抜作品展は明日まで大阪梅田のブリーゼブリーゼにて開催中です。

そして本日から2年生の学科トップをかけてのプレゼンテーションになります。ぜひご参加ください!

学校賞に選ばれた3名は、4月にある後輩たちの入学式で学校長より正式に表彰されます。

 

【学校賞とは?】
本校のビジュアルデザイン系学科と産業デザイン系学科のトップに授与される賞です。
トップを決めるは、進級制作・卒業制作で選抜され公開プレゼンにて選ばれた1名です。

昼間部、夜間部関係なく、デザイン領域での選考となります。

 

創造社の進級・卒業制作は、毎年変わるグランドテーマから「企画立案・制作・プレゼンテーション」の3段階で評価し、1年間の成果を問われます。

その最終審査、プレゼンテーションが終了しました。

学生たちはこの2ヶ月間の苦悩と努力をプレゼンテーションにすべてぶつけます。審査員3名の先生方の厳しい問いとその場の張り詰めた空気に緊張はMAXにあがります。

そして、その審査結果が2/18(土)に発表されました。

すべての課程が終わったあとは、進級・卒業制作の成績優秀者が選抜され学外での選抜展および公開プレゼンテーションと次なるステージを迎えます。

3日間にわたる公開プレゼンテーションで、外部の審査員から学科のトップが選ばれます。トップに選ばれた学生たちは、卒業式に正式に学校長より表彰されます。

今年の選抜メンバーは下記の通りです。

【2年生選抜】
●ビジュアルデザイン学科
グラフィック専攻     四宮 奈美 (昼間部)
グラフィック専攻     吉村 あずみ(昼間部)
グラフィック専攻     前田 知聖 (夜間部)
エディトリアル専攻    岩崎 七虹 (昼間部)
イラストレーション専攻  岡 道恵  (昼間部)
イラストレーション専攻  時枝 睦美 (昼間部)
イラストレーション専攻  本藤 悠実 (夜間部)
イラストレーション専攻  大西 杏理 (夜間部)
絵本専攻         磯間 実莉 (昼間部)
絵本専攻         佐原 紫織 (夜間部)
絵本専攻         瑞樹 知子 (夜間部)
絵本専攻         二宮 沙織 (夜間部)
キャラクター&コミック専攻 川越 響子(夜間部)
ウェブ専攻        乾 誠人  (夜間部)
ウェブ専攻        森崎 圭太 (夜間部)

●産業デザイン学科
ディスプレイ専攻     吉本 朱里 (昼間部)
インテリア専攻      織田 香純 (夜間部)
インテリア専攻      小谷 玲加 (夜間部)
インテリア専攻      村上 建太 (夜間部)
家具専攻         溝口 聖悟 (昼間部)
プロダクト専攻      矢倉 昌志 (夜間部)

以上、21名

 

選ばれた学生たちは3月の公開プレゼンテーションに向けて作品の手直しとプレゼンテーションの見直しをしていきます。

公開プレゼンテーションはどなたでも来場していただけます。ぜひ彼らの勇姿をみに会場にお越しください!

 

7月19日(火)より夏期ワークショップが開催されます。

残念ながら、本校の夏休みは非常に短いです。この時期、夏休みに入る学校も多いかと思いますが、本校は夏期ワークショップ期間に入ります。

夏期ワークショップでは、大きくわけて3つのカテゴリーのワークショップが開講されます。

1.コンペティション講座  2.企業コラボレーション講座  3.国際学生ワークショップです。

今年もこのカテゴリーで23講座が開講されることとなりました。

数ある講座の中の1つ、国際学生ワークショップは、その名の通りインターナショナルなワークショップです。本校の海外にある姉妹校で学ぶ学生たちがこの期間に短期留学生として来日します。今年は3カ国(アメリカ、フランス、マレーシア)9名の留学生が本校の学びに参加することとなりました。

最初に教務事務室の木村さんより今回のワークショップについての説明があり、担当教員の高島先生、浅井先生がご挨拶。

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その後、緊張しながらもそれぞれが短い自己紹介を英語で行いました。

全員が英語が得意という訳ではありませんので、がんばってコミュニケーションをとっている様子が微笑ましかったです。

これから約2週間、お互いの知識と技量、コミュニケーション力を総動員して、よい作品を創ってもらいたいです。

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中庭で記念撮影が終わると早速今回のクライアントから、依頼内容の説明がありました。

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開講式の様子をYOUTUBEにアップしましたので、気になった人はチェックしてね!

https://youtu.be/H8ZFL64BRsk

 

他の夏期ワークショップも本日より開講。それぞれが目標に向って挑む熱い夏が始まりました。

夏期ワークショップについてはコチラ⬇
https://www.sozosha.ac.jp/school/s_workshop/

本校年間スケジュールはコチラ⬇
https://www.sozosha.ac.jp/school/calender/

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