今年も後少し終わり。

現在2020年度募集の準備が着々と進められています。

昨日は新校舎で在学生をモデルに撮影を行いました。まだ内装工事中のところもあって、机などの備品が入っていない教室がほとんどですが、できる限り新校舎の良さを伝えようと在学生たちも頑張ってくれました。

在学生紹介の写真撮影は寒い中、外で撮影しました。

 

まだ内装が出来上がっていないのところは合成で対応するため、8階プレゼンテーションホールにて、合成用の部分写真取り!

2階のデザインワークスペースはほぼ完成しています!あとは机と椅子を搬入すれば完璧。

 

3階のPCルームはほぼセッティングまで終わっています。

教室の前には休憩スペースも設けられていて、学生たちが休憩する様子を撮影してみました。

 

今回は1年生がモデルとして参加してくれたので、プロのカメラマンの撮影やディレクターがディレクションする場面を初めて見た学生もおり、撮影の指示の出し方など興味津々でのぞいていたのもの印象的でした。

2020年度募集要項など学校案内は2019年3月中頃に対象者の方へ発送予定です。

楽しみにお待ちくださいね!

 

新校舎見学を希望される方はこちらからお申込ください⬇

本校の授業運営方針である「5つの実行」を視点に、授業の紹介と在学生の今をインタビュー。創造社の学びと学生の満足度がわかります。

第2回目は、2年生の授業の1つ「アドバンスデザイン演習」をピックアップ。講座内容の紹介から講座に参加した学生にインタビューしました。

 

科目名:『アドバンスデザイン演習A』

この科目は、先を見越した新しいデザインの提案を12回の授業で行います。近い将来、社会改革などの関係の中で、実現する可能性のある新しいデザインやブレイクスルー、破壊的イノベーションを目指す科目です。

 

今回、授業のテーマに「LGBTQ」「同姓婚」「パートナー制度」を取り上げました。

世間にまだそれほど認知されていないセクシャルマイノリティーの方々が住みやすい社会をデザインの力で解決できないかを考えました。また本校が取り組んでいるSGDs(持続可能な開発目標)にもつながる課題となりました。

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「 興味をつなぐ 」~ ジェンダーフリーを考える ~

昼間部 ビジュアルデザイン学科コトづくり系 2年

尾崎 優香さん

◆「LGBTQ」「同姓婚」「パートナー制度」について知っていましたか?

言葉の意味は知っていましたが、身近にそのような人が居ない(居ても分からない)ので、どこか他人事の様に感じていた部分はあります。

 

◆制作物のポイントを教えてください。

「LGBTQ」を一つの個性として考えました。個性=その人のカラーとして派手な色をイメージしてしまいますが、個性と同時に「平等」という考え方を込めました。

今回、パッケージ・リーフレットも含めて作品を主に白黒で制作し、「平等に」「自然に」「普通に」生きる権利があるという事を表現しました。

 

◆制作する上で苦戦した箇所は?

作品を主に白黒で制作する事を決めていたので、「真っ白」+αで何を入れるべきかを悩みました。あまり付加すると全体のイメージや伝えたい事が変わってしまうので、その点が苦労しました。

最終的にチューブにサーモインクを使う表現方法で落ち着きました。

 

◆授業を受けて(振り返って)の感想は?

テーマとして、とても難しい内容でした。でも、課題でなければ中々取り組めない内容と思います。課題を進める上で、まずは問題定義を行いましたが、色々とリサーチをしていく中でセクシャルマイノリティーについての事例について知る機会になりました。

また、デザインの力でも、このような社会問題に何らかの影響を与える事が出来るという一面も知る事ができました。

 

インタビュアー:教務事務室 木村

 

vol.1

本校の授業運営方針である「5つの実行」を視点に、授業の紹介と在学生の今をインタビュー。創造社の学びと学生の満足度がわかります。

第1回目は、授業以外に無料で開講している「Smile工房講座」の1つピックアップ。講座内容の紹介から講座に参加した学生にインタビューしました。

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Smile工房講座とは、学生のニーズ、社会のシーズを満たし、幅広い視点とそのスキルを身につける教育システムです。従来の授業の枠組みでは出来なかった、【素 材】Material 【加 工】Processing 【技 法】Technique 【描 写】Depictionといった様々なスキル・技術・表現・体感ができる講座です。

 

今回のSmile工房講座は「椅子の模型作成」

椅子の模型制作を通して、基本工程や構造について知識を習得を3時間で目指します。

担当講師は、ディスプレイデザイナーの丹羽景子先生です。先生は、照明器具のデザイナーもされていたことからプロダクトデザインにも精通されています。

今回の課題の椅子は、1918年にデザインされた「赤と青の椅子」

知る人ぞ知るヘーリット・トーマス・リートフェルトの代表作品です。 この作品は家具の歴史上でも非常に重要な位置づけとなる歴史的名作として位置づけで、デザインからすでに90年以上たった今でも伝説的な作品として広く認知されています。

直線的で非常にシンプルな構造をしていますが、パーツが交差することで生まれる見事なまでの空間の美しさや幾何学的なフォルム、大胆な色使いと現代の家具に応用できる部分も多くあり、逆に現代生活の中においても自然と溶け込んでしまうデザインです。

と、ここまで聞くと何やら難しそうな図面ですが・・・。

まずは図面から寸法を計算。参加した学生は1年生だったので図面の見方も初めてで苦戦しています。

さらに、寸法に合わせて材料をカットしていきます。

次に着彩し、組み立ててようやく完成です。

 

 

 

 

 

 

 

工程だけ見ていると簡単そうには見えますが、これが意外と難しく開催したのが1年生の前期始まってすぐの時期だったこともあり、初めてのコトだらけで参加した1年生たちは苦戦していました。いわゆる工作とデザインの意匠が入ることでの違いを感じとっていたのではないでしょうか。

  

1年生にとってはいい経験となりました。

 

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受講した留学生の張くんに感想をインタビューしました。

昼間部 産業デザイン学科 モノづくり系 1年
張 振昇(チョウ チャンセン)出身:香港

◆今回、初めて受けようと思ったのはどうして?

模型を作るのが好きだから。まだ授業では模型を作成した事がないので作ってみたいと思った。
あと、丹羽先生の授業も分かり易いので、それも理由です。

◆家具に興味があったのですか?

家具もそうですけど、おもちゃ作りをしてみたいです。今回は講座で設計図(図面)の見方や角材の加工の仕方も教えてもらえるという事だったので、色々な事に活かせると思い受けました。

作業しながら質問もできて、授業でまだやっていないですが図面の見方が少し理解できたので参加して良かったです。

◆今後、受けてみたいSmile工房講座はありますか?

おもちゃを作ってみたいです、子供向けの知育玩具とか。あとこれから授業ですると思いますが、3DCADも少し使ってみたいです。

 

インタビュアー:教務事務室 木村

 

 

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