【学校賞とは?】
本校のビジュアルデザイン系学科と産業デザイン系学科のトップに授与される賞です。
トップを決めるは、進級制作・卒業制作で選抜され公開プレゼンにて選ばれた1名です。
昼間部、夜間部関係なく、デザイン領域での選考となります。
毎年年度末に行われる「進級・卒業制作作品展」を3月2日(月)から8日(木)まで学内で開催しております。展示スペースの関係で制作物すべての展示ではなく、学生たちに制作した作品の中から一部だけ選んでもらい展示しました。
また3月6日(月)から8日(木)までは別会場にて、学外選抜作品展並びに公開プレゼンテーション会を開催します。
学外選抜作品展には、学内の厳しい審査を勝ち抜いた選抜者メンバーが学科のトップ争いを公開プレゼンテーションで競い合います。
学内作品展・学外選抜作品展は、一般の方も来場いただけます。ぜひ作品を見にお越しください。
(公開プレゼンテーション会も一般の方でもご来場いただけます)
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
堺市にある「ものづくり企業」株式会社中西製作所の商品開発企画としてアイデアコンペが行われました。それぞれ「あったらいいな」と思うモノでクライアントの製造内容に合うものを提案しました。
今年の受賞者は下記の通りです。
グランプリ 「Outdoor Chair」 2年 家具専攻 堂免 大樹さん
準グランプリ 「Bridge」 2年 ディスプレイ専攻 七條 真行 さん
以上、
2名のみなさん、おめでとうございます。グランプリの作品は商品化に向けて、これから制作していただけるようです。
世間では夏休みが始まる頃、本校では通常授業が終了し夏期ワークショップ期間に突入します。残念ながら夏休みが非常に短いのも本校の特長です。
この夏期ワークショップ期間には様々な講座が開講され、1・2年生が希望する講座を選択して受講します。
今年はコンペティションへの挑戦から企業課題、毎年恒例の海外姉妹校からの留学生を招いて行う国際学生ワークショップなど22講座が開講となりました。開講される講座は下記の通りです。
・第27回京都広告賞
・第15回ふろしきデザインコンペティション
・TURNER AWARD2017
・第4回星総合病院ほしくま絵本コンクール
・季刊エス StarS / SpaceS
・第11回ペンタブレットdeアート投稿コンテスト
・第23回美濃和紙あかりアート展
・第10回三井住空間デザインコンペティション
・国際学生ワークショップ2017
・第22回仙台駅前フラッグデザインコンテスト
・第27回紙わざ大賞
・有田川町絵本コンクール
・イラストレーション「ザ・チョイス」
・第6回MOE創作絵本グランプリ
・フジテレビDREAM FACTORY「世界に羽ばたけ!ショートムービーコンテスト」
・ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)
・第2回ドコモ近未来社会学生コンテスト
・第28回ザッカデザイン画コンペティション
・KOKUYO DESIGN AWARD2017
・LUMINE meet art award 2017
・堺プロジェクト アイデアコンペティション2017
・Take Out専門 ハッピーチキン坪ショップとチキンカーショップ
創造社の暑い夏がスタートします。
1年生の専門士科目「総合基礎」
様々なデザイン分野の先生が「多角的視野」をもって「アイデア」をカタチにしていくため、課題設定をされます。学生たちは、先生からの教科計画書を読んで選択をする選択科目です。
グラフィックデザイナーでありイラストレーターでもある片山先生は、「つくる→かんがえる」のプロセスを通じて、実際に手を動かし描き、形作ることで画材・材料などから得られる声を聞きながら実制作へとつなげていくことを目的に授業を展開されました。
まずは、手のひらサイズの複数(10個以上)の立体物を各自でいくつか準備し、観察。正面や側面などを描きます。
特長をとらえながら描いたスケッチから、今度はそれぞれのパーツを組み合わせ新しい生命体として創造していきます。
創造するの3種類の生き物。
色鉛筆やコピックマーカーを使って着彩まで行います。
今度は、着彩した新しい生き物をクラス内でシャッフル。
手元にきた生き物と自身が描いた生き物とをさらに合体させ
新たな生き物へと進化させていきます。
それをまた3種類描いてから、その中の1つを立体化してい
きます。
長い道のりを経て、立体化されたのが⬇
なんとも独創的な生き物が誕生していますね。(掲載したのは授業を受けた中から先生の推薦を受けて掲載しています)
立体化するにあたり、「手のひらにのるサイズ」「2点以上制作」という条件もつけられました。
担当教員からのメッセージ
平面作品がとてもしっかりと描けていました。着色も丁寧で色も美しく、明暗も表現できていました。組み合わせもそれぞれの特徴を活かしてユーモラスに描けています。立体作品も細かな所まで意識をむけて制作できていました。特に耳(もしくは触覚)の部分の枝とビニールの組み合わせや脚の部分の枝+金属+ティッシュ、胴体部分に使った樹皮などが、自然素材をいたした所と自然素材とケミカルな金属的な素材を合わせた部分を両立させていて良い作品に仕上がっている感じました。首の部分のボタン+フェルトの丁寧さも魅力ですが、もっとこの部分が目立つようにしてもよかったと思いました。脚先は水かきのような部分も赤い色がアクセントになっています。
担当教員からのメッセージ
不思議なバランスの生き物を生み出せていたと思います。スケッチもカラーチャートなど細かな部分まで色々と思考をビジュアル化して残していたのが印象的でした。立体作品は様々な工夫が作品から浮かんでくるのが素晴らしいです。視覚的にも”触感”をちゃんと感じられるように表面的な処理だけでなく細かな所まで神経が行き届いています。多くの素材を使っていますが、すっきりとまとまっていて、でも物足りなさは感じない出来上がりだと思っています。それは素材感を活かした部分があったり、逆にどんな素材なのかわからいないようにしたりと様々なアプローチで制作したからだと思いました。身体を台座につけている人が多い中で、細い脚でバランスをとりながら身体を浮かせていたのも成功していると思います。脚が歩いている途中のようなバランスなのもgood!台紙の中での配置場所も中心を外し少し斜めに置き、記入票とのバランスを考えたベストチョイスの位置でした。
担当教員からのメッセージ
動物や小物のチョイスやそれを結びつけて作り出す世界観がオリジナリティを感じさせて、どの作品もすごくよかったです。丁寧さに加えて着色もしっかりと強く描かれていました。立体作品もコウモリの持つ少し怖いゾクッとした部分を残しつつ、コンタクト洗浄機のメカニカルな部分が不思議な融合を見せて、まさに”新しい生き物”という感じでした。色々な素材を使用していますが、それらもただ合わせただけでなく素材を活かしたり逆に抑えて使用したりと色々なアプローチでまとめあげているのが良かったです。正面から見た時の印象と横から見た時の印象が違うのも面白いですね。一見アシンメトリー(左右対称)に見えますが左右で素材や処理の仕方を変えたりなどの工夫も伝わってきます。
1年生の専門士科目「総合基礎」
様々なデザイン分野の先生が「多角的視野」をもって「アイデア」をカタチにしていくため、課題設定をされます。学生たちは、先生からの教科計画書を読んで選択をする選択科目です。
アートディレクターの中前先生は、「脳のシャッフル(論理)と手の思考(感性)の両輪を高める」ことを到達目標に授業を展開されました。
現代では当たり前になっている写真や映像、アニメーションなどの視覚イメージの原理を学習しながら、段階的に制作実験を行い、「イメージや図像の可視化」や「制作プロセスの思考」を養い作ることで創意工夫を深める。最終課題としては、カメラオブスキャラとオリジナルアートブックの制作提出で採点されます。
言葉で書くと簡単に終わってしまいますが、なかなかこれが難しいところです。学生たちは試行錯誤しながら作品を仕上げていきました。
12回で行われる授業では、
・写真、映像、アニメーションの原点、視覚錯視の原理を知ることで、新たなアイデアにつなげる。
・様々な材料体験、加工方法などを通して作ることの作法を高める。
・作って考えることを繰り返すことで、発想の柔軟さ・深さを養う。
をポイントに、最終課題制作に向け、アイデアをだし、企画書を制作し、中間プレゼンを行いました。
中間プレゼン後は、再度企画の練り直しやブラッシュアップを重ね、ただの作るだけでなくデザイナーとして企画立ち上げから制作までのプロセスを体感していきます。
作品提出後は、先生からの選抜で3名の作品を1階エントランスギャラリーにて展示しました。今後もどんどんよい作品が出来上がってくることを楽しみにしています。
担当教員からのメッセージ
カメラのプランからブックのアイデアまで連動した考えで、ラフスケッチもしっかりできていました。
特にカメラの独創的な難しいカタチや機能性も再現できていて、仕上り完成度が高いです。ブックの内容、編集、構成も創意工夫ができていて、楽しさが伝わってきました。
単なるトイカメラではなく、連れて行きたくなるオブジェとしての楽しい体験型アイデアが文句なくいいです。
カメラのパッケージの開け閉めがもう少し簡単な方法があったのではないでしょうか。
担当教員からのメッセージ
全体の発想アイデアがシュールでオリジナリティがあります。みほり(架空の女の子)とヘビというキャラクター設定での物語的発想方法がユニークで不思議な世界観で展開していて、制作者の豊かな感性が感じられる作品になっていました。
カメラは、特に布と刺繍の面白さがあり、機能性も考えられています。
フォトアートブックの方も、感光紙写真と別に自分で撮った写真をもとに加工してファンタジックなイメージを表現していて完成度が高いです。
担当教員からのメッセージ
カメラのアイデアが「お出かけ」で、カバンそのものがカメラになっているのと、本革素材で表面的にみるとカバンにしか見えない完成度で、特に本革素材でつくる難しさがありますがよく制作できています。
またアイデア段階でのラフスケッチなどもしっかりわかりやすく描けています。フォトアートブックも「お出かけ」をテーマに内容構成されていて、一貫性が感じられます。内容のレイアウト処理で、切り貼り方法に少し工夫が欲しかったです。特に背景が白地なんおで下のクラフト紙が活かせていないのが残念です。白い背景をクラフト紙の素材に合わせたイメージにする加工がありますよ。
毎年2回行われるキャンドルナイト
今年も本校の在学生が忙しい授業の合間を使い制作し、キャンドルナイトに参加しました。
6月開催は、毎年本校の最終課題テストとキャンドルナイトの制作がかぶります。
授業としては取り組まないこのイベントには、在学生有志がチームをつくりアイデアを出し合ってチャレンジしています。
今年は2チームで参加することなりました。
当日は多くの方が来場され、在学生たちのブースにも多くの人が写真を撮る姿見られました。
学生たちにとっては、授業外の課外活動もよい経験になっています。
22時終了後の撤収には、夜間部の授業終わりに駆けつけた学生などが加わり、キレイに現場復旧を行っていました。
1年生に引き続き、2年生の公開プレゼンテーション会を2日間にわけて開催しました。
2年生にとっては最後の公開プレゼンテーション。否応なしにも気合いが入ります。
ビジュアルデザイン学科、産業デザイン学科のトップは、
ビジュアルデザイン特別選択学科 絵本専攻 佐原 紫織 (夜間部)
産業デザイン学科 インテリア専攻 村上 建太 (夜間部)
おめでとうございます!
今回も誰がとってもおかしくないほど、白熱した公開プレゼンテーションで最後の最後まで結果がわかりませんでした。
「学校賞」をとった2名は、3月11日(土)に挙行した卒業式で学校長より表彰されました。
2年生は、これから新しい道へと進んでいきます。みなさんにとって本校での学びを糧となり、これからも飛躍しつづけてくれることを期待しています!!
学年末の最後は恒例の進級・卒業制作展。その中でも、選抜に選ばれた数名の学生たちが公開プレゼンテーションで学科のトップを争います。
1人持ち時間5分でプレゼンテーションを行いました。審査は本校からご招待させていただいた企業様のクリエイター。
まずは1年生から公開プレゼンテーションが始まりました。
白熱のプレゼンテーションの後、1年生の学科のトップが決定しました!
今年はビジュアルデザイン学科から同率1位がでるなど、予想外の展開となりました。
1年 学校賞【ビジュアルデザイン】
コトづくり系 土井 麻奈実(昼間部)
1年 学校賞【ビジュアルデザイン】
グラフィック専攻 竹谷 円(夜間部)
1年 学校賞【産業デザイン】
空間メディア専攻 池田 真尋(夜間部)
おめでとうございます!
見逃してしまった方、まだ大丈夫ですよ!プレゼンテーションは見れませんが、学外選抜作品展は明日まで大阪梅田のブリーゼブリーゼにて開催中です。
そして本日から2年生の学科トップをかけてのプレゼンテーションになります。ぜひご参加ください!
学校賞に選ばれた3名は、4月にある後輩たちの入学式で学校長より正式に表彰されます。
【学校賞とは?】
本校のビジュアルデザイン系学科と産業デザイン系学科のトップに授与される賞です。
トップを決めるは、進級制作・卒業制作で選抜され公開プレゼンにて選ばれた1名です。
昼間部、夜間部関係なく、デザイン領域での選考となります。
創造社の進級・卒業制作は、毎年変わるグランドテーマから「企画立案・制作・プレゼンテーション」の3段階で評価し、1年間の成果を問われます。
その最終審査、プレゼンテーションが終了しました。
学生たちはこの2ヶ月間の苦悩と努力をプレゼンテーションにすべてぶつけます。審査員3名の先生方の厳しい問いとその場の張り詰めた空気に緊張はMAXにあがります。
そして、その審査結果が2/18(土)に発表されました。
すべての課程が終わったあとは、進級・卒業制作の成績優秀者が選抜され学外での選抜展および公開プレゼンテーションと次なるステージを迎えます。
3日間にわたる公開プレゼンテーションで、外部の審査員から学科のトップが選ばれます。トップに選ばれた学生たちは、卒業式に正式に学校長より表彰されます。
今年の選抜メンバーは下記の通りです。
【2年生選抜】
●ビジュアルデザイン学科
グラフィック専攻 四宮 奈美 (昼間部)
グラフィック専攻 吉村 あずみ(昼間部)
グラフィック専攻 前田 知聖 (夜間部)
エディトリアル専攻 岩崎 七虹 (昼間部)
イラストレーション専攻 岡 道恵 (昼間部)
イラストレーション専攻 時枝 睦美 (昼間部)
イラストレーション専攻 本藤 悠実 (夜間部)
イラストレーション専攻 大西 杏理 (夜間部)
絵本専攻 磯間 実莉 (昼間部)
絵本専攻 佐原 紫織 (夜間部)
絵本専攻 瑞樹 知子 (夜間部)
絵本専攻 二宮 沙織 (夜間部)
キャラクター&コミック専攻 川越 響子(夜間部)
ウェブ専攻 乾 誠人 (夜間部)
ウェブ専攻 森崎 圭太 (夜間部)
●産業デザイン学科
ディスプレイ専攻 吉本 朱里 (昼間部)
インテリア専攻 織田 香純 (夜間部)
インテリア専攻 小谷 玲加 (夜間部)
インテリア専攻 村上 建太 (夜間部)
家具専攻 溝口 聖悟 (昼間部)
プロダクト専攻 矢倉 昌志 (夜間部)
以上、21名
選ばれた学生たちは3月の公開プレゼンテーションに向けて作品の手直しとプレゼンテーションの見直しをしていきます。
公開プレゼンテーションはどなたでも来場していただけます。ぜひ彼らの勇姿をみに会場にお越しください!
この時期恒例のキャンドルナイト。今年も参加しました。
本校学生にとって、キャンドルナイト参加はちょっとハードルが高いもの。なぜなら授業の一環ではなく、自分たちで自主的にやらなければいけないことと、課題との両立がかなり大変ということ。。。
しかし、今年も頑張って10名の学生有志が作品を披露しました!
今年のチーム名は「20」
昨年「19」で参加したメンバーが再結成して参加しました。
https://www.sozosha.ac.jp/blog/?p=2069 ←昨年の様子
可愛い女子ばっかりですね〜2年生になった彼らは、1年前とは大違いというほど、しっかりと企画を立て、制作、当日の設営をすませてしまいました!!
そして作品がこちら⬇
1年前は、想いはたくさんあっても、なかなかカタチにすることができず、かなり苦戦しながらやっていたのが、嘘のようです。
場所もよかったということもあり、たくさんの方が足をとめてスマホ片手に撮影する姿を見ることができました。
1年生たちも先輩の作品を見にきていました。
昨年は見てくださった方へ感想を書いてもらうノートを用意していましたが、
今年はさらに作品に参加してもらうカタチで感想をいただく趣向に。
参加してくださった方の思い思いのメッセージも一緒に作品として場を盛り上げてくれました。
また、情報を拡散してもらうための仕掛けも用意。SNSなどに載せる効果をねらってオリジナルのフレームをつくり、作品と記念撮影しようとする方に声をかけてフレームとともに撮影。
「わー!めっちゃいい!!」と撮影した方には喜んでいただけました。
これもアイデアですね。
最後にはスタッフも記念撮影
よく見ると後ろには、工房の西川先生と1年生たちの姿も入ってました笑
前日から急に寒くなった大阪の夜は、この日も身体の芯まで冷える寒さでしたが、学生たちは最後の片付けまでしっかり終えて、無事終了しました。
お疲れ様でした!!
残すは卒業制作です!頑張っていきましょう〜