Infostudents Workshop工房講座

　近年、コモディティ化が進み、商品やサービスの機能面での差異化が困難な時代に突入しました。そこで、多くの文具・日用品メーカーでは消費者のニーズを把握しようと多様な視点からマーケティング、商品企画・開発を実施しています。しかしながら、消費者はモノやサービスを購入しているわけではなく、それらがもたらす感性価値やベネフィットを購入していると言えます。そこで全4回開催予定の本講座では、「第17回シャチハタ・ニュープロダクトデザインコンペティション」の実践を通して、進化しつづけている多様な文具用品等の商品開発に必要なデザイン技術・知識を学ぶことに加え、商品企画立案プロセスの手法を活用しながら、有効なデザインアイデアの抽出とその制作を行います。

※「第17回シャチハタ・ニュープロダクトデザイン・コンペティション」https://sndc.design/#04

※入賞作品：https://sndc.design/16th_SNDC_presentation_sheet.pdf

第1回：5月2日（木）
オリエンテーション（課題説明）、これまでの受賞作品を確認、及びアイデアスケッチの作成
●現在発売されている多様な文房具をカタログ、ネット等で検索しながら、本課題に基づいた開発アイテムを決定する。その後、新商品企画立案プロセスの手法を活用しながらデザインアイデア案を抽出する（15～20案）。

持参用具：筆記具、スケッチブック、マーカー（色鉛筆）