12月から始まった進級・卒業制作。
2月7日、8日はその作品提出日でした。1ヶ月の企画立案期間から年明けの1月から1ヶ月での作品制作期間です。けして余裕のある期間ではなく、しっかりスケジュール管理をしなければ間に合わない学年末最後の過酷な期間。
提出に来た学生たちの顔には安堵の表情を見られました。
提出締切時間ギリギリまで制作する姿も。
明日からは担当教員による作品審査です。作品審査で合格した者だけが最終審査のプレゼンテーションに挑みます。
創造社の進級・卒業制作はまだまだ終わりません。
12月から始まった「進級・卒業制作」
12月の1ヶ月間は企画立案期間で、1月に企画審査を経ての作品制作に突入。あっという間の制作期間1ヶ月という過酷な条件の中、いよいよ今週末が作品提出日となりました。
1年生は2月7日(木)、2年生は2月8日(水)が作品提出日です。学校は朝から晩まで制作に没頭する学生たちでいっぱいです。
先生方も授業終了後に残って制作する学生に付き合っての怒濤の追い込み作業です。泣いても笑っても後少し、悔いの残らないように、みんな頑張って〜!
2018年11月18日(日)に本校中庭にて、雑貨フェスを開催しました。
本校では文化祭や体育祭など、お遊び行事がまったくない専門学校ですが、今回は初の試みで学生たち有志による雑貨フェス開催となりました。もちろん学校行事の一環ではないため、授業課題をしっかりこなし自己責任での参加です。
学生たちは来週に控える試験週前にも関わらず、課題をこなしながら販売用の雑貨も制作していました。また在校生だけなく卒業生も参加してくれました。
当日は、晴天にも恵まれ、あっという間に終わってしまったという印象でしょか?
思っていたほどには集客できなかったことから、卒業生たちが近隣へDMを配りにいって集客してくれいました。
この校舎もあと少しで移転です。よい思い出になったのではないでしょうか。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!!
夏期ワークショップの講座の1つとして行った「堺プロジェクト アイデアコンペ2018」
堺市にある「ものづくり企業」株式会社中西製作所の商品開発企画としてアイデアコンペが行われました。それぞれ「あったらいいな」と思うモノでクライアントの製造内容に合うものを提案しました。
受賞した3名の表彰式を1階エントランスギャラリーにて行いました。
今年の受賞者は下記の通りです。
最優秀賞 「DAYS」 2年 グラフィック専攻 永浜 百合子さん
優秀賞 「スチール★マン」 2年 モノづくり系 木畑 美樹さん
優秀賞 「Shoes Roof」 2年 モノづくり系 高田 羅司太さん
以上、
3名のみなさん、おめでとうございます。
受賞した3名には表彰状と副賞が贈られました。
本校の授業運営方針である「5つの実行」を視点に、授業の紹介と在学生の今をインタビュー。創造社の学びと学生の満足度がわかります。
第1回目は、授業以外に無料で開講している「Smile工房講座」の1つピックアップ。講座内容の紹介から講座に参加した学生にインタビューしました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Smile工房講座とは、学生のニーズ、社会のシーズを満たし、幅広い視点とそのスキルを身につける教育システムです。従来の授業の枠組みでは出来なかった、【素 材】Material 【加 工】Processing 【技 法】Technique 【描 写】Depictionといった様々なスキル・技術・表現・体感ができる講座です。
今回のSmile工房講座は「椅子の模型作成」
椅子の模型制作を通して、基本工程や構造について知識を習得を3時間で目指します。
担当講師は、ディスプレイデザイナーの丹羽景子先生です。先生は、照明器具のデザイナーもされていたことからプロダクトデザインにも精通されています。
今回の課題の椅子は、1918年にデザインされた「赤と青の椅子」
知る人ぞ知るヘーリット・トーマス・リートフェルトの代表作品です。 この作品は家具の歴史上でも非常に重要な位置づけとなる歴史的名作として位置づけで、デザインからすでに90年以上たった今でも伝説的な作品として広く認知されています。
直線的で非常にシンプルな構造をしていますが、パーツが交差することで生まれる見事なまでの空間の美しさや幾何学的なフォルム、大胆な色使いと現代の家具に応用できる部分も多くあり、逆に現代生活の中においても自然と溶け込んでしまうデザインです。
と、ここまで聞くと何やら難しそうな図面ですが・・・。
まずは図面から寸法を計算。参加した学生は1年生だったので図面の見方も初めてで苦戦しています。
さらに、寸法に合わせて材料をカットしていきます。
次に着彩し、組み立ててようやく完成です。
工程だけ見ていると簡単そうには見えますが、これが意外と難しく開催したのが1年生の前期始まってすぐの時期だったこともあり、初めてのコトだらけで参加した1年生たちは苦戦していました。いわゆる工作とデザインの意匠が入ることでの違いを感じとっていたのではないでしょうか。
1年生にとってはいい経験となりました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
受講した留学生の張くんに感想をインタビューしました。
昼間部 産業デザイン学科 モノづくり系 1年
張 振昇(チョウ チャンセン)出身:香港
◆今回、初めて受けようと思ったのはどうして?
模型を作るのが好きだから。まだ授業では模型を作成した事がないので作ってみたいと思った。
あと、丹羽先生の授業も分かり易いので、それも理由です。
◆家具に興味があったのですか?
家具もそうですけど、おもちゃ作りをしてみたいです。今回は講座で設計図(図面)の見方や角材の加工の仕方も教えてもらえるという事だったので、色々な事に活かせると思い受けました。
作業しながら質問もできて、授業でまだやっていないですが図面の見方が少し理解できたので参加して良かったです。
◆今後、受けてみたいSmile工房講座はありますか?
おもちゃを作ってみたいです、子供向けの知育玩具とか。あとこれから授業ですると思いますが、3DCADも少し使ってみたいです。
インタビュアー:教務事務室 木村
「ポートフォリオ展」は本校の就職支援の1つとして毎年8月に開催するもので、別名「JOB HUNTING ジョブハンティング」とも呼ばれています。
会場には平成30年度卒業予定の学生たちのポートフォリオを展示。会場内での企業説明会を希望される企業様には会場で企業説明会の開催や個別面談などができるスペースも用意しての、いわゆる作品展示会とは違う就職活動のための展示会です。
学生たちは通常の就職活動に加え、新たな出会いの場として自身を売り込むためのポートフォリオをこの日のために制作。毎年ポートフォリオ展で就職が決まる学生がでています。
今年は8月23日(木)〜29日(水)で開催しました。
毎年のことながら、今年もDMは学生がデザイン。今年は趣向をこらしてAR(拡張現実)技術をつかったDMで企業の関心を得ようと努力しました。
そのDMがこちら⬇
「ポートフォリオ」を違ったタイポグラフィーでデザインすることで、それぞれの学生が個性を発揮した「ポートフォリオ」がたくさん集まった展示会であることを伝えたかったとのことです。
色合いもポップでちょっとウキウキした気持ちにもなりますね。
ARの見方は、こちらの動画をチェック⬇
まさに時代はどんどん進んでいますね!!
会場のデザインも今回も学生が担当。いつものプレゼンテーションホールがガラッと雰囲気の違う会場になりました。今回は来場者の導線を意識した会場構成にしたそうです。
今年は何人の学生が運命の企業様と出会うのでしょうか。
よい出会いがあることを期待したいですね!
2年生の産業デザイン系(空間・プロダクト)の学生たちが受ける「インフォ演習」では、デザインプロセスの中で設定した課題に対して、デザインによる解決案を導き出します。
アイデアの多様性や複数アイデアを出せることを目指し、表現と検証することによる解決案も一緒に養う授業は全12回。
最終課題として、グループワークで1階エントランスギャラリーの展示計画を行いました。
いかがでしょうか?今までの展示をご存知の方はずいぶんと雰囲気が変わったと感じていただけるのはないでしょうか?
学生たちもご満悦の表情です⬇
この展示は、9月初旬まで行っています。
ぜひご来場ください。
1年生の前期は全専攻がデザインの基礎を学ぶ時期です。
その基礎選択科目1つ丹羽先生の「総合基礎A」の作品がエントランスギャラリーに展示しました。
この科目では、個別制作へてからグループワークで企画、デザイン提案を行います。グループワークで出された課題は紙コップを使った造作物。それぞれがアイデアを持ち寄り紙コップを使ってどんなことが出来るのかを考えデザインしていきます。
最終的にはクラス内コンペで制作するデザインを1つ決めて、そのデザインをグループワークで創り上げていきます。
デザイン案からブラッシュアップし、テーマや季節感を考えながら空間に対する立体、色構成も行っています。
作品の仕上り完成度の美しさは1年生とは思えないほど丁寧に仕上げられていました。
※総合基礎Aは空間をテーマにした課題構成とビジュアル系要素をテーマにした課題構成の2種類があり、学生たちは自分の専門分野で選ぶことも違う分野で挑戦することもできる選択科目になっています。
毎年年度末に行われる「進級・卒業制作作品展」を3月2日(月)から8日(木)まで学内で開催しております。展示スペースの関係で制作物すべての展示ではなく、学生たちに制作した作品の中から一部だけ選んでもらい展示しました。
また3月6日(月)から8日(木)までは別会場にて、学外選抜作品展並びに公開プレゼンテーション会を開催します。
学外選抜作品展には、学内の厳しい審査を勝ち抜いた選抜者メンバーが学科のトップ争いを公開プレゼンテーションで競い合います。
学内作品展・学外選抜作品展は、一般の方も来場いただけます。ぜひ作品を見にお越しください。
(公開プレゼンテーション会も一般の方でもご来場いただけます)
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
企業クライアント制授業で行った子供向け絵本の提案。
クライアントはバイエル薬品株式会社。
企業のミッションである「Science for A Better Life -よりよい暮らしのためのサイエンス」を念頭におき、健康や病気について絵本を通し、子供たちに伝えること。
採用された作品は実際に、病院の待合室などに設置されるためクライアントが製本印刷をしてくださるという条件でした。
学内プレゼンテーションにはクライアントの担当者が来られ、厳しい審査の末、4名が選出され、選ばれた4名の学生たちの作品は持ち帰られバイエル薬品株式会社 日本支社内での人気投票が行われました。
そして、選ばれたのが
磯間 実莉さん(2016年度絵本専攻 卒業生)
おめでとうございます!
選ばれてからの道のりがまた遠かった。。。
再度、微修正など行い、在学中には出版されないという状況になりながらもやりきってくれました。
こうして、絵本を手にすると色々な想いがよみがえってくるでしょうね。
絵本は、病院だけでなく、本校1階エントランスギャラリーにも置いていますので、ぜひ見に来てくださいね。