ディスプレイデザイナーの活躍の場は、ショップ、ショーウィンドウ、ショールーム、イベント会場、展示会、空間インフォメーション。見る人に感動と共感を与えるための空間を企画・設計します。その空間にあるのは工作物や商品、多彩なメディア等。人工要素を組み合わせ、デザイン・構成し、空間装置をつくりだします。そこで要求されるのはビジュアルマーチャンダイジングを軸としたコンセプト企画・ストーリーテリング・デザイン・プロモーション・陳列方法・カラーコーディネート・映像・音響といった総合演出力。「ディスプレイ専攻」では、人々のコミュニケーションを活性化させるメディア性の高い場や共感を与える空間が提案できる力を持った人材を育成します。
めざせる職業
- ディスプレイデザイナー
- イベントプランナー
- 空間デザイナー
- アートディレクター
- 舞台装飾デザイナー
- コンテンツデザイナー
- 展示デザイナー
- デコレーター
- ストアプランナー
- ショップデザイナー
- ウインドウデザイナー ほか
生かせる才能
ディスプレイ専攻は、ショーウィンドやショップのデザインに興味がある人、また空間演出に興味がある人に向いています。またディスプレイデザイナーには、現場で多くの人と関わりながら施工するためコミュニケーション能力が求められ、「視覚的なストーリー性」「人の視線を捉える」「演出力」が必要となってきます。
関連する資格
- 商業施設士
- 商品装飾展示技能検定
- イベント検定試験
- 色彩能力検定
- レタリング検定
- CAD利用技術者試験 ほか
ディスプレイで学べる科目
VMD演習
ショップ・コンセプトや売場の統一コンセプトに基づき、品揃えや店舗デザイン、プロモーション、陳列方法などを連動させることによって、商品の特徴を視覚的に演出していくマーチャンダイジングの手法を学びます。
3Dパース
Shade3dやVectorWorksなど3DソフトやPhotoshopを使い、訴求ポイントに即したプレゼンテーション用のデジタルパーススキルを学びます。
空間演出演習
フェスティバルやイベント、劇場、催場等の観客を集めて行う場所やその特定された意図によって建設された集客施設など、演出テーマ・ストーリーを観る方の五感に訴える演出(空間・照明・映像・音・モノ・装置を構成する)を学びます。
このほか、特長ある科目でしっかりと実力をつけます。
卒業必須単位
- ■専門課程 ビジュアルデザイン学科 ディスプレイ専攻(2年間)
- 54単位(共通科目35単位+専門科目13単位+キャリアプログラム6単位)
- ■職業実践専門課程 コトづくり学科 ディスプレイ専攻(2年間)
- 70単位(共通科目35単位+専門科目13単位+思考メソッド科目16単位+キャリアプログラム6単位)
※課程ごとの昼間部・夜間部の卒業必須単位は同じです。